2月18日。おかげさまでG’day English Schoolは20周年を迎えることができました。
20年前の2月18日に富士市(最初は富士町)で英会話スクールを始めて、ここまで長く継続できているのは通学してくれた生徒さん達、ご理解のある保護者様達のお陰です。
大台も大台の20年。
21年目も富士市で最も愛される教室を目指して、前を向いて進んでいきたいと思います。
そこで今回は20年の感謝を込めて「身につかない」と悩んでいる方や、教室に通って「できるようになるのかな?と思っている方に、20年の経験から言えることを伝えますね。
目次
身につかないと言う人に共通する「思い込み」
英会話教室を20年運営して、これまで2000人以上の方々を見てきた経験から得た本質的なアドバイスを共有したいと思うので、そこに価値を感じてもらえたら。と前置きしておきます。
まず、こども・大人に関係なく「思い込み」について伝えます。
ネットを見ると「英会話教室に通っても身につかない」って否定的なことを言う人もいますが、教室側から言えば、そんなわけがないですよ。
むしろ、しっかり身に付きますよ。
例えばお子さんなら、大学に進学するのに英会話を武器にする子は多く、
めちゃくちゃ英会話がアドバンテージになっていますよ。
もっと言うなら、就職しても1つのスキルとして英会話で世界を広げている子だっているので「身につかない」ということはないですね。
ただ、身につかないと感じる方は、少し誤った認識があるのではないかな?と感じます。
短期的な成果を求めすぎる問題
G’day English Schoolは保護者様との関係も密なので、あり得ないことですが…
一般的に、短期間で成果を求めすぎる方は非常に多いですね。
例えば、小さな子どもが、わずか1年あまり英会話に通ったぐらいで「アルファベットを覚えない」「書けない」とか言う人は多いのが気になります。
でも、1年のレッスン数って週1回通う教室なら40回~45程度。
しかも、毎回「アルファベットを覚えさせる」「書かせる」わけではなく他にも様々なことを学びます。
私達だって、幼児期に”ひらがな”ですら、時間をかけて何度も練習したはずです。
それと同じですし、短期間の結果を求めている人は、すぐに「意味がない」「身につかない」って思うでしょうから、継続できないんですよね。
習い事としての英会話の本質的な理解不足
習い事に対する考え方は本当に様々で正解はないと思います。
ですが、同じ習い事でも「向き合い方」で将来に関わるぐらい、結果が変わってくるのも事実です。
例えば、ピアニストだったら子どもの頃から毎日たくさん練習した結果として、ステージに立っていますよね?
プロ野球選手だって、才能だけじゃなく鍛錬があって今があるのですよね。
英語の世界も同じなんですよ。
英会話って人気がある習い事なので「なんとなく話せたら」ぐらいで始める方もいるものですけど、
真剣に見に付けたいと思ったら、それなりの努力も覚悟も必要になるものです。
つまり、それなりに優先していかなければ「少し触れた経験があるだけ」止まりで、それでは決して身につかないです。
「趣味ができたら良いな」ぐらいの感覚でいたら、ちょっと根底から考え直した方が良いですよ。
身につかない人の特徴 (大人の方)
ここからは、もう少し細かくわけて共有したいと思うので、先に大人英会話について書きますね。
大人の方の場合、レベルも様々ですし生活習慣も違うので難しい部分はあります。
ただ、事実として言えるのは初心者さんであればあるほど回転が早く、レベルが上がるに連れて回転率は低くなります。
これが何を意味するのかと言えば、初心者さんと、ある程度できる人は子ども英会話と同じように本質的な理解が違うとも言えます。
レッスンを安易に休んでしまう傾向
G’day English Schoolのように、決まった曜日・時間に通うタイプの場合、当たり前ですが「その時間をあける」ことが必要になります。
それは始める前からわかっていることで、誰もが納得してご入会してきます。
もちろん、急な仕事の都合や体調を崩すようなことがあれば、お休みするのは全く問題ないので良いんですよ。
でも、本当に休まない人は全然、休まないんですよ。
「そんなこと?」と思われるかも知れないのですが「休まない=何より優先してる」ってことなので本当に本当に重要なことなんです。
WEBレッスンなら融通が効いて便利っていうのも否定しないのですが、そもそも英会話の学習を優先できない人はWEBレッスンなら余計に受講しなくなりますね。
壁にぶつかった時の考え方の違い
ほぼ間違いなく、いや100%と言っても過言じゃないですが、大人の方は何らかの壁にぶつかります。
・仕事が忙しくなる
・部署の移動があった
・伸び悩みを感じる
・モチベーションがあがらない
しかも壁にぶつかるのは1度だけじゃなく、2度・3度と様々な困難が出てくる可能性もありますね。
そして、何らかの壁にぶつかった時の考え方は本当に人それぞれなのですが、やはり傾向というのはあります。
例えば、仕事が忙しくなった場合どう考えてもスケジュール的に英会話を続けられないなら仕方がないです。
でも、実は続けられるけど、変化を嫌って「やめる」という選択をするのが多いのが初心者さん。
とにかく「続ける方法は?」と模索していくのが中級者さん以上に多い傾向があります。
私の教室でも、仕事の都合でクラスの変更を繰り返しながらも「絶対に辞めない」と頑張っておられる方がいて、
その方は最初に比べてたら、すごく上達していて「海外の方との英語の会議も苦痛じゃない」って言うぐらいです。
シンプルにレベルが高くなればなるほど、それまで努力してきたでしょうし学習時間も多いので、
「辞めて忘れていく」ような選択をする人は少ないです。
1年・2年で身につかない英会話の学習を途中で辞めていたら… ですね。
本質的なことを言うと「英語が必要になったから」と英会話を始めるのでは遅いし、ちょっとやって辞めていたら身につかないです。
本当、語学って大変ですけど、大人だって覚悟・努力が必要ですよ。
身につかない人の特徴 (子ども英会話)
次に子ども英会話について書きますね。
子どもの場合に難しいと感じるのは、お子さんではなく保護者さんの考え方によって大きく結果が左右されることです。
G’day English Schoolでは幼児期は親子で一緒に学び、小学生になっても保護者さんへの報告会が毎回あるので、本当によくお話をする教室です。
それでも難しいと思うことは多いので、そのあたりも説明したいと思います。
教室任せ・子ども任せにする
教室を信用してくれるのは良いのですが、一般論で言えば「教室にお子様を預けるだけ」ってシステムのスクールが多いと思います。
システムなら仕方がないと思うのですが、すべて教室に丸投げして「身につかない」とか言うのは少し違う気がします。
やはり最も接するのは保護者さんだと思うので、せめて、お子さんが何を習っていて・どのように段階を踏んでいるか?ぐらいは知っておくと良いと思います。
何もわかっていないと想像でしか言えなくなります。
お子さんの学習の過程を理解していれば、適切なタイミングで励ますこともできるはず。
ですから、冒頭に書いたように、英会話に通っているのに「アルファベットを覚えない」「書けない」とか言う方がいると思うのですが、
それだって大して習ってなければ当然なので、言わないはずなのに、そんなことを言われたらヤル気なんて出ませんよね?
また、全てをお子さんに任せる方も少し注意が必要だと感じることがあります。
例えば、中学・高校などに進学する頃には、お子さんの意思もハッキリしてくると思うのですが、だからと言っても、まだまだ人生経験も浅い子どもで中学・高校に進学して、英会話を続けられるか?って不安が出てきて当然です。
そんな大切な岐路の時も「この子がやりたいって言うなら」と、全てをお子さんに任せる方を何人も見てきましたが、そこで前向きになり進学する子もいれば、不安に負けて辞めてしまう子もいます。
教室から見ても「この子…絶対に伸びるだろうな」って思っていたのに、全てお子さんに任せるから?
奮起して欲しい親心は理解しますが、そもそも人間は先の見えない不安から逃れたいもので、そういう場合は、よほど意思が強くなければ辞めてラクになりたくなるものです。
教室としては、そういう本能的なことも考えて背中を押してくれることを願っているのですが、ダイヤの原石を磨かないことにならないようにしてくださいね。
プロの意見は聞かない
お子さんが身につかない人の特徴として、もう1つ思うのは「プロの意見を聞かない」って人が多いと思います。
自分の子どもだし、お金を払うのは保護者さんだし、教育方針だってあるのはわかりますから、何でも教室の意見を聞いて。と言いたいのではありません。
でも、実際に「保護者さんの考え方がそれでは無理だな」って思う場面は多々ありますよ。
例えば、多くの方が「やる気がないと身につかない」って思っているはずで、お子さんにやる気が見えないと伸びないって信じてますよね?
それっぽい理屈なのでわかる気もしますが、教室側から言えば、そもそも常にMAXでやる気がある子なんて皆無ですよ。
親である、あなただって何かを学ぶのに常にやる気を持ってやっていましたか? 学校の先生の話を一語一句、聞き逃さないように耳を傾けていましたか?
正直、そんなの無理だし人間なので、やる気がないことだってありますよ。
何より大切なことは「やる気をもってやること」ではなく、続けることの方で、続けて【さえ】いれば少なからず伸びます。
つまり「やる気がないなら辞めなさい」なんて言うのは大間違いで、ただ道を閉ざすだけなんですよ。
そう思うのは、20年教室を運営してきたからこそで、だから「私はこう思うんだけど、どう思う?」ってプロの意見も聞いてほしいのですよね。
自分の価値観や考え方を大切にするのは良いですが、プロが持つ視点を取り入れてみたら違うかも知れないし、このような経験値も気軽に聞けちゃうのが教室の大きな魅力なんですよね。
どちらも結局「諦める」が原因
長く、色々と書いてきたのですが、大人・子どもに関わらず英会話を身につけるには結局「継続する」ということは最低でも必要になります。
とは言え、人間って継続することがとっても難しく「こうしたら必ず継続できる」という方法はないと思うし、何でも継続できる人なんて一握りでしょう。
だから英語を話せる人も少ないし、身に付けば価値があるスキルとし一生使える武器になる。
考えてみれば、英語ができることのメリットって本当に大きいですよね。
・海外で働くこともできる
・海外に住むことができる
・世界中に友達ができる
・旅行だって楽しく
・凄いって言われる
英語が話せて損する人はゼロ。と言っても過言ではありません。
20年教室を運営している中で本当に様々な生徒さんを見てきました。
その中で、継続できている人に共通しているのは、単純に「やめない」という強い意志を持っているんです。
目標のために自分の道を淡々と進んでいく。
もちろん、仕事が忙しくなったり、モチベーションが下がったり・受験があったりと様々な困難に直面することは誰にでもあります。
でも、そういう時にでも「続ける方法」を探し続ける。
レッスンの曜日を変えたり、時間帯を調整したりしながら、完全に辞めることだけは避ける。
このような姿勢で継続した結果として「身についた」というレベルに達するのですね。
究極ですが、身につくまで続けるから身につく。途中で諦めたら身につかない。という、シンプルな答えなのかも知れません。
でも、このシンプルな答えこそが20年の経験から得た本質だと思うし、身につく人が100%やっていることです。
英会話教室を20年やったからこそわかる!身につかない人の特徴まとめ
2月18日でG’day English Schoolは20周年を迎えることができました。
長年の経験から、身につかないと感じる方への本質的なアドバイスをお伝えしてきました。
まず多くの方に共通する「思い込み」として、短期間での成果を求めすぎる傾向があります。
週1回程度の習い事で、1年程度では大きな変化は望めません。
ピアニストやプロ野球選手と同じように、英会話も本気で身につけたいなら、それなりの努力と覚悟が必要です。
大人の方の場合は、
・レッスンを安易に休んでしまう
・壁にぶつかった時に諦めてしまう
という傾向が見られます。
子どもの場合は、
・教室任せ・子ども任せにしすぎる
・プロの意見を聞かない
といった保護者さんの考え方で結果が大きく変わってきます。
ただ、結論として言えることは、大人でも子どもでも「継続する」ということが最も重要です。
英語ができることは一生の武器になるスキルですが、そのためには紆余曲折があっても続ける意志を持つことが大切です。
20年の経験から言える本質は、「身につくまで続けるから身につく」というシンプルな答えです。
この本質を理解して実践している人は、必ず結果を出しています。
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